光熱費を含め商品価格の値上げが家計を直撃している。これ
を受けて弊社でも来月から価格改定を予定しており、現在値
上げ幅を検討している。
さて、トルコやシリアを襲った大地震。被害の甚大さがテレ
ビで報じられている。被災者の救出が続いているが寒気によ
る健康被害も危惧されており深刻な事態に陥っている。仮設
住宅の整備も喫緊の課題だ。仮設住宅といえばこんな思い出
がある。阪神・淡路大地震の際に整備した仮設住宅について
中国政府の関係者からこんな打診があった。神戸に設置した
仮設住宅について、その使用終了後に居抜きで譲り受けるこ
とができないかというものであった。中国側が船を神戸港に
運んできて仮設住宅を中国側で解体してそのままチベットに
移設したいという申し出だった。小生、この時住宅産業課に
在籍していたのであるが、この構想には様々な問題がある旨
指摘した。まず使用期間が延長されることが見込まれており
住宅の劣化が避けられないこと。そもそも寒冷地仕様にはな
っていないこと。輸送費が膨大になること。そもそもが仮設
住宅であるので躯体が脆弱であることなどからこの構想には
問題点が多い旨を言及し再考を促したが、なかなか諦めきれ
ないようだったので一応業界団体を紹介した。結局この構想
は実現しなかったようだが、トルコ・シリアの災害復旧にお
いても日本の仮設住宅は国際協力の面から重要な支援ツール
になるものと思われる。ウクライナの戦後復興においてもし
かりである。
「さまざまな事 思い出す 寒暖差」
あ~、忙しい、忙しい。
2023年(令和5年:平成35年:昭和98年)2月
@旧江戸幕府天領北町奉行所配下幕張