Dear all
Good morning.
大分、日が長くなってきた。
インフルの症状もほぼ完治したので久しぶりに
近所の書店を覗いてみた。そして購入したのが
「承久の乱(本郷和人著:文春新書)」。承久の
乱などというと学校の歴史の教科書で習ったよ
うな出来事であるが、百人一首を愛読している
者にとっては特別な事件である。百人一首は1
番と2番が天智・持統の親子、99番と100番が
後鳥羽・順徳の親子の天皇の歌が詠まれている。
そして百人一首の研究者の中には「百人一首は
藤原定家が後鳥羽上皇の呪詛を恐れ、鎮魂のお
もいを秘めた歌集である」と断言する者もいる。
承久の乱は承久3年(1221年)、後鳥羽上皇が
鎌倉幕府の実権を握っていた北条義時の追悼を
命じたことに始まる。承久の乱の結果、上皇は
敗れて隠岐の島に流される、子の順徳天皇も佐
渡に流された。本書は、鎌倉幕府の正体や希代
のカリスマ後鳥羽上皇がなぜ幕府に完敗したの
かなど興味をそそる記述が満載。
「智ではじめ徳でおさめる小倉山」(天智天皇
にはじまり順徳院で終わっている。)
百人一首は足かけ700年にわたる歌人の中か
ら撰歌したものである。
@旧江戸幕府天領北町奉行所配下幕張