825(20200304)

Dear all       
Good morning.

つれづれなるままに、日暮しパソコンにむかひて、
心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書き
つくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
閑話休題。我が国の中小企業対策は中小企業基本法
はじめとする各種の法体系によりMETI中小企業
庁を中心に各種施策が講じられている。中小企業に
対する支援策は与野党問わず賛成してくれる。
そこで、ティシュペーパーである。各位もご承知の
とおり、クリネックス、ネピア、スコッティ、エリ
エールなどの有名ブランドがあるがこれらはすべて
バージンパルプを原料とする大企業製品である。こ
れら企業はトイレットペーパーも製造しているので、
トイレット紙が売れるとなればティシュからトイレ
ット紙を増産することも容易である。今から40年
程前に過剰生産で不況に陥った家庭紙業界を救済す
るためトイレ紙の生産カルテル(減産)を実施する
ためにはティシュも減産しなければ効果が危ぶまれ
た。そこでティシュもカルテルの対象にすることと
した。これに待ったをかけたのが独占禁止法の番人
・公正取引委員会であった。通産省は中小企業対策
に名を借りて大企業を支援しようとしている。紙製
品が安ければ消費者は喜ぶはず。大体、消費財のカ
ルテルは第一次オイルショック後のトイレ紙が唯一
でこれは特例中の特例。主婦連等の消費者団体が黙
ってはいない。とケンモホロロ。公取委には毎日日
参して説明に努め、なんとか理解して実現にこぎつ
けたがその秘策についてはお会いした際にお話しし
たい。主婦連に対しては、古紙を原料としている中
小企業のメーカーを支援することは古紙の回収スキ
ーム維持する観点からも極めて重要。古紙製品は価
格も安いといったような説明で納得してもらった記
憶がある。当時230社あった家庭紙メーカーは現
在どの位残っているのであろうか。
なお、小生、ノート、便箋、封筒、紙袋、段ボール
箱、紙器などの紙製品も担当したが、当時の中小企
業の経営者は第一次石油危機の際に利益をしこたま
蓄積していたようで、これら経営者は企業間の競争
に自信を持っていたので生産カルテルには必ずしも
賛成ではなかった。後から参入してきた企業はつぶ
れても自己責任。通産省は静観すべきというもので
あった。
あ~忙しい。忙しい。

@旧江戸幕府天領北町奉行所配下幕張

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