今日は節分。暦の上では今日が冬の最終日となる。が、
まだまだ厳寒の日が続く。今年の恵方は南南東とか。
小生、恵方巻はいらないとカミさんには伝えてある。
ところで、百人一首8番にも方角が出てくる。
「わが庵(いほ)は都のたつみしかぞすむ
世をうぢ山と人はいふなり(喜撰法師)」
ここでいう「たつみ」は辰巳(南東)を指す。
さて百人一首。藤原定家が1235年に嵯峨(京都)小倉
山の山荘の障子に古今の歌仙100人の肖像を描かせて
その詠歌1首ずつを色紙に書いて添えたものといわれる。
これについては異説もあるが。定家が選歌したにしては
百人一首には駄歌、凡歌の類が少なくないし必ずしも歌
人の代表作が入っていないという指摘もある。この8番
もそれに該当するのかもしれない。定家がこの歌を選ん
だのは承久の乱(1221年)で隠岐の島に配流された後鳥
羽上皇への思いを念頭に撰歌したのではないかという推
論も成り立つという説がある。隠岐の島の南東が京都な
のである。幕府に睨まれていた後鳥羽上皇とその子、順
徳院(承久の乱で佐渡島に配流)の歌を勅撰集に入れる
わけにはいかなかったので幕府の目につかない山荘に両
上皇の歌を飾ったのではないかともいわれている。
「われこそは新島守よ隠岐の海の荒き波風
心して吹け(後鳥羽上皇)」
「さまざまな事 思い出す 節分日」
あ~、忙しい、忙しい。
2023年(令和5年:平成35年:昭和98年)2月
@旧江戸幕府天領北町奉行所配下幕張
68 心にもあらでうき世にながらへば 恋しかるべき夜半の月かな 三条院
2022年(令和4年:平成34年:昭和97年)9月
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