Dear all
Good morning.
いよいよ5月。5月といえば与謝野晶子の「五月礼讃」
「五月(ごぐわつ)は好(よ)い月、花の月、
芽の月、香(か)の月、色(いろ)の月、
ポプラ、マロニエ、プラタアヌ、
つつじ、芍薬(しやくやく)、藤(ふぢ)、蘇枋(すはう)、
リラ、チユウリツプ、罌粟(けし)の月、
女の服のかろがろと
薄くなる月、恋の月、
巻冠(まきかんむり)に矢を背負ひ、
葵(あふひ)をかざす京人(きやうびと)が
馬競(うまくら)べする祭月(まつりづき)、
巴里(パリイ)の街の少女等(をとめら)が
花の祭に美(うつ)くしい
貴(あて)な女王(ぢよわう)を選ぶ月、
わたしのことを云(い)ふならば
シベリアを行(ゆ)き、独逸(ドイツ)行(ゆ)き、
君を慕うてはるばると
その巴里(パリイ)まで著(つ)いた月、・・・」
42行もあるのでこの辺で止めておく。
それにしてもこのリズム感。花粉症に悩まされなくなった。
5月はやっぱりいいなぁ~。
なお、この詩は1912年5月、夫・与謝野鉄幹に逢いに
行くためにシベリア鉄道で大陸を横断したときの想いをう
たったものである。
@旧江戸幕府天領北町奉行所配下幕張