忙中閑あり(20201110)

忙中閑あり

最近の世間にはびこっている「今だけ、ここだ
け、時分だけ」の風潮は実に嘆かわしい。
閑話休題。
本日発売の月刊誌「文藝春秋」に作家・数学者の
藤原正彦氏が論文を寄稿している。小生、この
論文を読んでいささか留飲を下げた思いである。
論文の題名は「亡国の改革至上主義」。見出しに
「菅総理よ、『改革』を売り物にするなかれ」と
あり、更に「新自由主義にもとづく国家観なき
『構造改革』は日本を分断させる。人間社会に
は『効率』より大切なものがある。」と続く。
政局と腕力だけで総理まで上りつめた菅総理に
国家観を期待するのも難しいが、竹中平蔵や
ゴールドマン・サックス出身のデイビッド・ア
トキンソン等の新自由主義者の意見を重用する
経済政策は問題である。特に日本の中小企業は
壊滅的打撃を受けることになり、ひいては地方
の疲弊を決定的にするであろう。ここは利権屋
のブレーンにとらわれることなく「世界最大の
シンクタンク」である「霞が関」の知恵を総動
員してもらいたいと念願する次第である。
同氏のベストセラー新書「国家の品格」と併
せて一読をお薦める次第である。

あ~、忙しい。忙しい。

@幕張

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