Dear all
Good morning.
元衆院副議長で厚生大臣や通産大臣を歴任した渡部恒三氏が
23日未明逝去したとのニュース。享年88歳。恒三先生と
はこんな思い出がある。約35年前、小生が水力発電関係の
業務担当をしていた当時、ある補助金の制度延長問題で大蔵
省との折衝が難航した。この時自民党の金丸信や渡部恒三な
ど水力発電地帯の大物議員に応援団になっていただいた。中
でも恒三先生は水力の電源地帯である福島県の会津地方の出
身であるだけにダムや水力発電に愛着があって「水力発電は
いわば糟糠(そうこう)の妻、火力・原子力発電が隆盛にな
っている今日においても糟糠の妻である水力発電は貴重な電
源であり、これら電源地域は大切にしなければならない」と
早大雄弁会で鍛えた名調子(ズーズー弁)で応援してくれた。
確かに水力発電は我が国の高度経済成長時代の初期を支えた
といえるであろう。因みに高度成長スタート時点については
昭和30年と35年の2つの学説がある。この補助金の延長が
認められた際には、小生らを永田町の高級料亭(今は存在し
ない)で慰労までしていただいた。何ともおおらかな時代で
あった。
なお、「糟糠の妻」は貧しいときから一緒に苦労を重ねてき
た妻のこと。「糟糠」は酒かすと米ぬかのことで貧しい食事
の形容。
@旧江戸幕府天領北町奉行所配下幕張
