今日も国会の予算委員会のテレビ中継がある。
心配されていたスガちゃんの国会答弁能力の欠
如が問題になりそうだ。それにしても先日の同
委員会での日本学術会議に関する総理答弁はヒ
ドかった。サポートする総理秘書官も大変だ。
総理が自分の言葉でしゃべるとボロがでる。適
切なアドリブ答弁ができないのだ。ここは用意
された答弁書を丸読みすることに徹するのが無
難だ。とにかく時間が過ぎるのを辛抱して待つ
ことだ。
ここで思い出すのは大平元総理のエピソード。
池田隼人元首相の13回忌で当時の自民党幹事
長の大平さんが主催者代表として挨拶した。
「かのシュンペーターでしたか。高度成長は神
が人類に与えてくれた最後の恩寵であると言い
ました。池田はたまたま、その時に総理として
居合わせただけで、皆さんのお蔭がなければ総
理は務まりませんでした。」こういう挨拶はスガ
ちゃんにはできないだろう。そういえば60年安
保後に成立した池田内閣の「寛容と忍耐」という
キャッチフレーズも大平さんが提唱したという記
憶がある。
ところで、我々団塊の世代は実に恵まれた時代を
生きてきたものだと最近の自粛生活の中で思うよ
うになった。新型コロナ問題が収束してもコロナ
以前に戻ることはないという。飲み会が普通にで
きた時代は束の間の「神の恩寵」だったのだろう
か。戦後の昭和を懐かしく思う昨今である。
@旧江戸幕府天領北町奉行所配下幕張